次男が私に執着していると思っていたが実は執着していたのは私だった

次男を叩いてしまってから1カ月半が過ぎた。

今次男は平日は私の所、週末は夫の所にいる。

とりあえず私の所に帰ってきてくれている。

次男と一緒に居られることが

こんなに幸せだなんて。

次男は赤ちゃんの頃からずっと

私から離れない子だった。

お風呂に入るのも寝るのも

私じゃないとだめ。

どこだろうと私の隣に座らないとだめ。

ずーっとずーっとそうだった。

いつも私と次男は一緒だった。

そんな次男が生まれてからは

忘年会も行けなくなったし

帰省した時に友人と長時間過ごすのも

無理になった。

正直、私から離れてくれない次男が

疎ましい時もあった。

次男を預けられないせいで

私の行動が限定されてしまったから。

早く次男が私から離れても大丈夫に

なってほしいと愚痴をこぼしていた。

次男は母親離れしてくれるのだろうかなんて

心配までしていた。

ところが、今回の件で

私の方が次男に執着していたことに

気づいてしまった。

離れてほしいと願っていたはずの

次男が私の元に帰ってこないかも、と

なった時に受けた衝撃といったら!!!

不安と恐怖でいっぱい。

何も手に付かない。

居ても立っても居られない、

身体の震えが止まらない。

心臓がバクバクする。

「一人暮らししてみたい」なんて

のんきに語ってた自分を殴りたい。

こんなに衝撃を受けるなんて

自分が一番驚いている。

冬休みに入ってから次男はずっと

夫の所にいる。長男もいるから

一緒にゲームをしたり兄弟の時間を

楽しんでいるのだろう。

私は一人でこうしてブログを書いたり

仕事をしたり。

アマプラで好きなアニメを見たり

ゲームを楽しむ。

私は元々「おひとり様」が基本。

家事育児から離れて

1人でのんびり過ごす日を

夢見てた。

そう、今の状況は

「私の願いが叶った」ともいえる。

今なら夜きままに外出できるし。

「そうじゃない感」が強いけどね。

とにかく自分が自分にびっくりした。

今まで子離れできない親や

子を所有物扱いしてる親を見ると

親も子も可哀想だななんて思ってた。

でもそれは自分そのものだった。

あんなに感情的になったのは去年

夫に「もう一緒に居たくない!」と

言い切った時以来だな・・

次男と一緒に居たいのは私だった。

次男と離れたくないのは私だった。

もし今も夫と一緒に暮らしていれば

次男と離れる可能性を考えたり

しなくてよかったのかもしれない。

でも、次男は夫に対して

委縮してしまっていただろう。

長男は夫とケガをさせていたかもしれない。

私は心が壊れて動けなくなっているかも。

どう考えても今より悪い状況しか

想像できない。

ふう、思い出せ。

別居を決めた時の覚悟を。

「もし息子達が夫と一緒に居る事を選んでも

私は出ていく」って。

そうだ、私は一人になる事も想定した上で

家を出たんだ。

長男は夫の元に残ったけど

次男は私についてきて1年

一緒に暮らしてくれた。

これはとても幸せな事だったんだ。

次男は私に付いてきて当たり前なんかじゃない。

この1年はボーナスステージだったんだ。

書いてて涙が出てきた。

私はなんて傲慢だったんだろう。

次男を夫の元から連れ出して

夫のモラハラから救ったつもりでいたけど

違う。

私が次男に救われてたんだ。

次男、ありがとう。

未熟なママでごめん。

やっと気づいたよ。

最後まで読んでくれてありがとう。またこーわいね。

次男を失うところだった。。

夏休みの名残りで、次男の生活状態が明らかに崩れたまま2学期に入った。

宿題が終わらない、夜ご飯を食べるのも2時間かかる、寝るのは11時過ぎ。そんな毎日が続いてた。絶対に良くない、何とかしなければと思っているけれどなかなか改善されない。きつく叱ると動かなくなる次男だから行動を急かす時は不安や焦りは抑えて言ってた。でも変わらない。

そんな中、授業参観があった。教室を覗いた私が目にしたのは息子が居眠りしている姿!2時間目、午前中の授業。他の保護者さん達もいる、参観日は少し緊張するもの。その中次男は頭をグラグラさせながら寝てた。授業終了10分前に先生がプリントを配り、声をかけに巡回するまでずっと。コロナの時期じゃなければ居眠りを見つけた瞬間に肩を叩きにいくんだけど、教室に入ってはいけない雰囲気だったからヤキモキしながらずっと次男を見てた。

担任に居眠りの事を聞くと、今日だけじゃなくかなりの割合で寝ていることがあるらしい。ヤバい。めちゃめちゃ学校生活に支障が出てるんじゃん!!(´;ω;`)

多分ここから。私の次男への当たりがキツくなったのは。

宿題を始めるのも進めるのも終わらせるのも遅い次男。なのに「宿題をしない」は選択しないから本当に寝るのが遅くなる。ご飯もいつのまにか中断してソファに移動してテレビを見てたりする。お風呂も宿題もご飯も終わってないのに夜9時過ぎるなんてしばしば。次の日に居眠りさせちゃいけないと必死で行動を急かすようになってた。何回も何回も同じことを注意するから言葉もだんだんキツくなる。

ある日の夜。お風呂のお湯がたまってきた頃を見計らって「お風呂はいっておいで」と次男に声をかけた。「はーい」次男はすぐにリビングを出ていった。お?すぐに動けて偉いじゃん!って思いながら私は動画で体操してた。10分ほどの動画での体操が終わったときに感じた違和感。なぜまだお湯が出てる音がし続けているのか・・・?お風呂場にいくとお湯がジャバジャバ溢れている。「お湯出しっぱなしやん!」ってどこにいるかわからない次男に言うとあわてて彼は風呂場に駆け込んできた。彼の様子からまだ風呂に入っていないことがわかった。

「今まで何してた?」「・・・・・・・・・・・・・」「今日は絶対に答えてもらう」

次男の事で私が一番心配していたのが「受け答えをしないこと」。あまり知らない人だけじゃなくジジババにすら答えない。たとえば「今何年生?」とか「今からどこ行くの?」という話しかけにたいして困り顔で黙り込む、私の後ろに隠れるなど。お年玉をもらった時の「ありがとう」すら最近私が促すとようやく言えるようになったくらい。一番困るのが何かハプニングが起こったときに状況を説明してもらおうと思っても黙り込むこと。どう解決していいかわからないからだ。最近だと、登校前にポロポロ泣き出すことがあるが何で泣いているのか何がツラいのか何も答えてくれない。先生から電話がかかってきてもどうにも言いようがなくてとても困る。

このままじゃ絶対にダメだ。私は腹をくくった。今思えばやりかたを間違っていたのだろうけど。でもこの時は何とか事態を打開したくて必死だった。

「何をしてたか言えばそれで終わりだから言って。今日は言うまで聞き続けるから」「・・・・・・・・・」

何回かこのやりとりがあって。次男はパンツ一枚しか着ていなかったからはやく決着をつけたい。長引くと風邪ひいちゃうからね。でも次男は頑なに言わず、シクシク泣き出した。私は続ける。「何してた?」「・・・・・・・・・・・・」

「あと10数えるまでに言わなかったら叩くよ。」「・・・・・・・・」

「1」「・・・・・・・・・・・・」

「何してた?2」「・・・・・・・・・・・・」

「何してた?3」「・・・・・・・・・・・・・・」

頼むから早く言ってくれ。

「何してた?4」「・・・・・・・・・・・・・・」

とうとう彼は言わなかった。私は彼のお尻を叩いた。叩いた瞬間堰を切ったように大声で泣き出した。しばらく話せないと思うし私もこれ以上叩くのはいけないと思ってその場から離れた。彼はお風呂場でしばらく泣き続けていた。最後の最悪の手段として叩くとまで予告してるのに何で言わないの?叩くとか最低な事をしておいてなんだけど、絶望したよね。いろいろ。

泣くのが収まった頃私は次男の所へ行ってもう一度聞いた。「何してた?」「‥‥ゲームしてた」「わかった。じゃあお風呂入って身体あっためて」

お風呂から出た次男を呼んで「すぐにゲームしてたって言わなかったから、ちゃんと答えるようになるまでゲーム禁止ね。はやく言えば禁止にしなかったのに。」「・・・」次男は静かに布団に入った。

次の日の朝。少し元気がなかったがいつも通りの朝。「行ってきます。」「いってらっしゃい」

だったのに。17:00過ぎても次男が帰ってこない!!!

何かとても嫌な予感がした。もう少し待って帰ってこなかったら探しに行こうと思ってたら夫からLINE。「宿題もご飯も風呂もここで済ませてから帰るって」

私「ご飯はこっちで用意してるからはやく帰らせて」

夫「わかった。でも次男、帰りたくないって。何なら俺が育てるよ。」

ここで私の中で何かが切れた。夫への恨みが憎しみに変わって暴れだしそうになった。

私「俺が育てる?今までずっとええとこ取りの育児だけで面倒な事、汚れ仕事、大変な事は全部私に丸投げしてきた癖に!!ふざけんな!とにかく、次男と話しなきゃいけないから早く帰らせて。」

それから次男が帰ってくるまでの数分間気が気じゃなかった。身体の震えが止まらない。まさか次男が私から離れたがってなんて思いもしなかった。赤ちゃんの頃から私にベッタリで私とでかけるのも恥ずかしがらない。まだ9歳なのに離れなきゃいけなくなる?うそ?次男まで夫の所に行っちゃうの?え?嫌だ。絶対に嫌だ。次男が私から離れてくれないから少し心配していたけど違う。依存してたのは私の方だ。次男がいてくれて安心していたのは私だ。この根底が崩れようとしてる今、私の中の全部が崩れそうになってる。こんなことになってようやく気付いた。今の私の安心と幸せは次男と暮らせてることにある。経済的基盤をしっかり立てないと!と思っていたけど本当に大事なのはここだった。次男と暮らせていること。高校生になったら離れてしまうかもしれないけど義務教育の間は一緒にいたい。次男の成長を見守りたい。一緒に笑って残り少ない何年かを楽しみたい。

次男が控えめな笑顔で「ただいま」って言ってくれた瞬間私は次男を抱きしめて号泣してしまった。「次男、次男、ごめんね、ごめんね」。ひとしきり泣いて落ち着いて次男の顔見たら彼も少し泣いてた。

それからソファにならんで座って静かに話をした。

「もう絶対に怒らないし今から大事な話するからちゃんと答えてね」「うん」

「何でゲームしてたってすぐに言わなかったの?」

「怖かったら言えなかった」

「叩くよって予告もしたのにどうして言わなかったの?言えば叩かなかったのに。」

「叩かれるとしても言えなかった。」

言うより叩かれることを選ぶほど私は次男を怖がらせていた?

私は脱力した。自分が未熟なこと、ふがいなさに。

モラ夫の事を怖がってる次男を助けたくて別居に踏み切ったんじゃないか。恐怖の中じゃなくて安心の中で成長してもらいたいと思って。なのに今私が次男を怖がらせてしまってたなんて。なにやってんだ。

「もうママのこと嫌い?」「・・・・」違うと言わないのは嫌い要素が多いということ。あんなに私の事を大好き大好きっていってくれてたのに。また涙があふれてくる。

でも、でも。次男と離れたくない。素直に次男に言った。

「ママは次男と離れたくない、一緒に居たい。もう一度チャンスをちょうだい。ママの何が嫌だった?どうすればいいか教えて?」

「・・・すぐに怒るのが嫌だった」

「穏やかに言うのはいい?」

「うん。」

「何回目からなら叱ってもいい?」

「・・・5回目くらい?」

「5回か・・本当は1回で聞いてほしいところだけどね(笑)」

こんな取り決めをして一緒に寝た。ちゃんと話をしてくれたからゲームも解禁した。次男と一緒に居られることがこんなに幸せで満たされることだったなんて。チャンスをくれてありがとう、次男。これは知らないうちに私がモラになってしまってた話。これは次の記事で掘り下げようと思う。

最後までよんでくれてありがとう。またこーわいね。

*子どもを叩いたことは今も後悔、反省していますのでお叱りコメントはご容赦ください。