自分でも思います。気付かなかったんです。ううん、正確には「かすかな違和感」はありました。でも、育った環境もそれぞれだし、他人なんだから考え方も違って当たり前。一緒に生活していく中でお互い歩み寄って生活スタイルをつくりあげていくものだと思ってた。
私は父がほぼ不在の家で育ちました。父は旅行代理店の添乗員をしていたので。母は義父母(私の祖父母)の自営店舗のお手伝い、家事育児を一手に引き受けていました。友達と遊びに行くわけでもなく、仕事が休みでも家事に追われている母。同じ女性の将来像としての視点で母を見たときに、申し訳ないけれど「こんな風にはなりたくない」と思いました。
家事、仕事、育児に精一杯で自分の好きな事をしたり息抜きに出かけるなど自分のために使う時間がない、いつも自分の意見は後回しにしている、遠方から嫁いできたため友達はいないのに肝心の父は家にいない、キツイ義父母に当たられている。
結婚したらこんな窮屈な生活なのか?と結婚に対しては夢も希望も持てませんでした。結婚は墓場、とはよく言ったものだと。
どうせ結婚するのなら・・・
①固定収入のあるサラリーマン。仕事はちゃんと行く。
②浮気、借金、ギャンブル、酒乱はしない。
③離婚しそうにない人。
④私が仕事していても構わない人。
⑤子ども好き。
収入的にも贅沢じゃなくてもいい。毎月給料が振り込まれる安定した生活を送りたかったから。父不在の家じゃなく家族みんなで休みの日はお出かけしたりする温かい家庭にしたい。こんなことを考えてた。
この5つの条件にぴったりハマったモラ相方。そう、モラハラでひどい目に合わされていますが上記の条件は完全に満たしているのです。私は完璧に希望通りの男性と結婚してるんです。なのに、モラハラ(涙)
相方、結婚するまでは本当にいい彼氏。周囲の人にも評判はよく、穏やかで優しくていつも笑顔。ちなみに義父母もそうでしたよ。いつも夫婦一緒にお出かけしていて、いつも一緒に過ごす仲良し夫婦に憧れていた私は義父母達みたいになれたらいいなと思ってた。
結婚した途端、豹変した相方、義父母。
家の中では俺がルール。話し合いなんて通用しない。「話し合い=私を説得すること」だった。義父の義母に対する暴言、モラハラも始まった。結婚するまでは隠していたのだ。本人も、親も。家族ぐるみで私を騙していた。義父も相方も周囲にはとてもいい顔をする。すこぶる評判がいい。いつもにこやかで世話好き。なのに家の中でだけ、妻子の前では別人格かと錯覚するくらい傍若無人になるのだ。
結婚相手の条件としては完璧だったモラ相方。働かない事、離婚することは恥だと思い込んでいるので離婚も難しいと思う。皮肉だが私の希望条件だ。私が息子達と一緒に相方のサンドバッグで居続けるならば安定した生活は送れるだろう、結婚当初の私の希望通りに。でも精神的に限界に近づいている。私も息子達も。
安息の場が私たち親子には無いのだから・・・
