以前の私は、「妻だから夫からの頼みは聞いてあげるべき」って思ってた。そして「夫も妻の頼みは聞いてくれるものだ。」と思っていた。
今はモラ相方も結婚前は優しかった。私の頼みはほぼ聞いてもらえた。私も聞いてあげてた。結婚してもこれが続くと思っていた・・・・甘かったな、私。
結婚してみると、夫は自分のペース、機嫌が最重要事項で、私からの頼みなんて「わかった」って返事はするもののいつまでたっても実行せず時間切れになる直前に結局私がやるはめに、が積み重ねられ。「やってって催促すればいいじゃん?」っていうのはナシね。催促したらしたで「やる気がなくなった」とか「わかっとる!いちいちうるさい!」と罵倒が帰ってくる。もちろんやってくれることもある。お願いしてから1週間後、とか(苦笑)
何かを頼むときってすぐにやってほしいときが多いよね。〇〇までにって期限が先の事もあるけれども。それをいつまでも放置されたら本当にやってくれるのか不安になるし、用事がはかどらない。催促するとキレられるし。そうして「相方に頼るのは最後の手段」になった。他の誰にも頼れなくてどうしようもなくなった時だけ。それでも聞いてくれなくて諦めるしかなかった時もある。
だけど、私は相方に頼まれたことはできるだけ聞いていた。私が聞いてあげなかったら私も相方に頼みを聞いてもらえなくなるから・・・・なんて。すでに頼みを聞いてくれる夫なんて私には居なかったのだけれど。
我が家では宝くじを毎回買うのが恒例になっている。高額当選がよく出る売り場が近所にあったので義父母宅の分も毎回一緒に買っていた。これも相方と一緒に買いに行ったり、頼まれて私が行くこともあった。夫婦二人ならこれでもよかった。
長男が生まれてから私の生活は一変した。よく泣く、寝ない、よく吐く子で私は寝る時間もご飯を食べる時間もトイレに行く時間すらまともにとれず疲れ切っていた。相方がいるときは長男をみてもらえる(=膝に寝かせる)からその間に家事を進めていたので生活自体はなんとかなっていたが、結局休めず。相方がいないときは身支度をするのも思うようにはいかなかった。夜勤の日は昼間も泣かせると相方が寝られないからなるべく泣かせないように気を使って限界だった。
その時期に「宝くじを買いにいっておいてくれる?」とかるーくお願いされた。
!?「あんたがいないときは息子の世話で身支度する暇なんてないかもしれないんだけど?」ほんとに切羽詰ってた当時の私。疲労困憊で朝顔も洗えないまま入浴時間がきたり。自分用のご飯を準備の途中で泣かれて中断したまま何時間もたってしまっていたり。そんなときに「宝くじを買いに?」
近所と言っても車でいく距離。長男は信号で車が止まるたびにギャン泣きする子。必死で身支度して、いやがる長男をチャイルドシートに乗せて泣かせながら連れて行って車からおろして駐車場から抱っこして売り場まで歩いて、財布出して、長男が泣かないようにあやしながら宝くじを買ってまた車まで戻り、チャイルドシートに寝かせて泣かせながら家に帰る。
想像しただけで大変なんですけど?身軽なお前が行けよ、と正直思った。
でも断るのは申し訳なかったので一応、「分かった」と返事はしたものの日々の生活に追われて非日常の宝くじの事にまで手が回らなかった。そうしたら
相方「宝くじ買ってきてくれた?」の連日の催促。
私「行けてない」と答える毎日。「急ぐなら自分で行った方がいいよ。」
相方「行って帰っても20分くらいだろう?それくらいの時間、どうして作れないんだ?」
私「行くための準備ができない日があるって言ってるでしょう?」
相方「毎日できないの?どれだけトロくさいんだよ?早く行かないと売り切れるんだぞ」
私「だったら自分で行って。」
相方「俺は行けない。仕事があるから仕方ないだろう。」
私「仕方ない?」
残業はほぼ無いし、残業代もキッチリ出る会社なので毎日宝くじを買うチャンスはあるはずなんだ。私に行かせたいだけ。自分の体だけでチャチャっといける自分が行った方がはるかに効率的なのに・・
私「行けないものは行けないよ。」
相方「わかった。」
この時は何とか自分で行ってもらえたが、かなり揉めた。初めから「行けない」と言えばよかったとも思うがモラ相方なので、同じ結果だったはずだ。「お前はできない妻だ」と責め立てたいだけだから。
赤ちゃん連れで出かける大変さを何一つ理解せずに軽くおつかいを頼む、断ると徹底的に責め立てて言うことを聞かせようとする相方に絶望したエピソードでした。
でも「夫の頼みを断る」ことが出来た私はがんばった。「夫の頼みは聞いてあげないとダメ」って自分に課してた部分をとり外せたからね。お願い=強制ではない。拒否権だってある、ということに気付いた。もちろん逆も。相方に何かお願いすることがあっても、断られたときにイライラしないようになった。「そんなことにも協力してもらえないの?」と人としての尊敬、信頼は消えてしまったけれど。
最後まで読んでくれてありがとう。またこーわいね。
